今日は、気ままに、アンダルシア州のアルヘシラス（Algeciras）にやってきました。真ん中のマドリッドから見ますと、南南西（左斜め下）のイベリア半島の端に位置します。マドリッドからですと、夜行で約10時間半。遠いので、同州の諸都市からのアクセスの方が現実的。列車では、ロンダ（Ronda）から約2時間。バスですと、セビーリャ（Sevilla）から約3時間。マラガ（Málaga）からは2時間から3時間。、カディス（Cádiz）からは約2時間半です。わたしは、カディスからバスで向かいました。その際、運転手さんに途中にあるタリファ（Tarifa）という町で下ろしてほしいと乗るときに頼んでおいたにもかかわらず、通り過ぎられてしまって、がっかりした思い出があります。
アルヘシラスは、8世紀から15世紀までアラブ人に支配されていました。今でも、街にはアラブ人が行き交い、アラビア語の看板が目に付きます。街の喧騒と雑踏がなんともいえぬエキゾチックな雰囲気を醸し出します。ジブラルタル海峡を挟んで、目の前はもうモロッコ、アフリカ大陸です。モロッコの港町、タンジェへは、フェリーで約2時間半。アフリカ大陸にあるものの、スペインの自治都市であるセウタ（Ceuta）までは、フェリーで約1時間半。セウタに渡り、陸路でモロッコに入ることも可能。タンジェに行く際は、船上でパスポートにスタンプを押してもらうだけ、時差はマイナス1時間とのこと。タンジェへは日帰りツアーもあるそうです。ここまで来たら、是非、アフリカ大陸に渡ってみたいところですね。わたしは、渡ったことがありません。わたしがアルヘシラスを訪れたときは、この町に宿をとり、西側にある、イベリア半島最南端の港町、タリファ（Tarifa）と、東側にあるジブラルタル（Gibraltar）に日帰り旅行をしました。バスがたくさん出ており、どちらも30分から40分で行けるので、効率よくまわることができました。
町のホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ！
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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