今日は、気ままに、アンダルシア地方の、Olvera(オルベーラ)にやってきました。
ロンダ(Ronda) からバスに揺られること、約一時間。
サアラ・デ・ラ・シエラ(Zahara de la sierra) に比べると、大きめの村。ゆるやかな斜面を這うように建てられた白い家々、エンカルナシオン教会(Igresia de la Encarnación)とアラブ城(Castillo Árabe)が村のシンボルとして、その白い村にアクセントを添えています。
この村も、グラナダ王国とキリスト教の領土の間の防衛線。Olvera(オルベーラ)という名前の由来は所説あるそうですが、村の周りがオリーブ畑に囲まれているから、という説を唱える人もいるそうです。
アンダルシア自治州の以下ホームページで、村のなかや周りの風景の写真が見られますので、ご興味があれば、ご覧下さい。
www.andalucia.org
わたしも、かつて、この村を訪れたことがあります。夕方、17:00、ロンダ発のバスに乗り、オルベーラに向かいました。運転手のおじさんは、渋っ面。けれども、明らかにバス停ではないと思われるところに停まっては、仕事帰りと思われるおじさんやおばさんを乗せて行きます。バスが1日に2本しかないため、そのバスを乗り過ごすと、村に帰れなくなるのでしょうか。一度、道路から完全に外れて、農道に入っていってしまい、玄関先みたいなところで待っていたおばさんを乗せた時には、アンダルシアの穏やかな夕方の日の光とあいまって、思わず心が温まってしまいました。
そんなのんびりとした、白い村、オルベーラ、お薦めです。ネット旅もいいですが、また行ってみたいです。
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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