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【スペイン図書館】アルバセーテにある公共の中央図書館

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 今日は、気ままに、カスティーリャ・ラ・マンチャ州アルバセーテ県県都アルバセーテ(Albacete)にある、公共の中央図書館(Biblioteca Pública del Estado en Albacete)にやってきました。アルバセーテの辺りは、ラ・マンチャ地方のなかでも年間降水量が50mmと極めて少ないそうです。小麦の栽培や刃物産業が盛んで、アルバセーテ製のナイフは有名です。

 さて、このような街にある図書館はどんな図書館なのでしょうか。主な統計値を書きます。

  • 【主な統計値(2019年)】
    建物内図書館利用エリア:3,728㎡
    入館者数:283,201人
    登録者数:43,154人
    所蔵資料総数:163,035件
    貸出総件数:179,688件
    (典拠:スペイン文化・スポーツ省のページ

 図書館の建物は、地下1階から地上6階建て。地下1階から地上4階までは利用者に解放され、5階は図書館スタッフのみ入ることができる書庫、6階は事務室として使われています。主な施設としては、地下1階に、144人を収容することができる多目的ホールがあり、会議や読書会など、地域の人たちに広く利用されています。中2階には、児童書コーナーとパソコンコーナーがあります。パソコンは20台あり、インターネットを利用することができます。制限時間は2時間だそうです。閲覧室としては3階のものが一番大きく、193台の机があり、そのうち72台にはモバイルPC用の電源があります。また、Wi-Fiもつながるとのこと。4階は、地元のジャーナリスト、ホアキン・バルセロ(Joaquín Barceló 、1942-2003)の寄贈図書コーナーです。彼の死後、遺族によって寄贈されたものを集めたコーナーで、5,000冊の専門書、500件の雑誌など、その収集ジャンルは、映画、テレビ、グルメ、芸術、アニメ、文学に及びます。アルバセーテの文化活動の担い手であった彼の蔵書から、20世紀後半の社会の諸相を広く知ることができます。
 図書館のホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ!

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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