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【スペイン図書館】ブルゴスにある公共の中央図書館

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 今日は、気ままに、カスティーリャ・イ・レオン州のブルゴス県の県都ブルゴス(Burgos)にある、公共の中央図書館(Biblioteca Pública del Estado en Burgos)にやってきました。ブルゴスは、スペイン3大カテドラルの1つがある、中世の雰囲気が漂う街です。2021年7月、この大聖堂は竣工800年を迎えました。食べ物としては、大きく刻んだ素揚げの熱々のジャガイモにブラーバスソース(トマトペーストのピリ辛ソース)をかけて頂く、パタタス・ブラーバス(Patatas Bravas)が有名だそうです。

 さて、そんな街にある図書館はどんな図書館なのでしょうか。主な統計値を書きます。

  • 【主な統計値(2019年)】
    建物内図書館利用エリア:5,045㎡
    入館者数:530,003人
    登録者数:46,603人
    所蔵資料総数:268,901件
    貸出総件数:209,454件
    (出典:スペイン文化・スポーツ省のページ)

 この図書館の歴史は、18、19世紀に、教会から譲り受けた資料を保管することから始まります。当初、資料の保管を担ったのは、主に聖職者であったそうです。1844年、目録の作成が始められます。1847年には、目録整備が進み、図書館の体裁が整えられていきました。その後、引っ越しを経て、1871年に、図書館のオープニングセレモニーが行われたそうです。当時の蔵書数は、7,621冊。時を経て、1987年、カスティーリャ・イ・レオン州の管理下に入ることになりました。1990年代、図書館は量的にも質的にも、利用者サービスが発展しました。特に発展したのは、貸し出し、目録作成の自動化、利用者管理の分野。そして、2012年、現在の図書館の新築に至ります。外装は、総ガラス張り。その表面を、外皮のごとくシルクスクリーンが覆っています。コンパクトで均整がとれたとても近代的な建物です。
 図書館のホームページには、ブルゴス大聖堂について、その歴史や建築様式について学び、理解が深まったかを確認することができるクイズコーナーや、読書やゲームを通して外国語やパソコンの操作の仕方を学ぶことができる子ども向けの学習コーナーなどがあります。質、量ともに、とても充実したページです。
 以下、図書館、ブルゴス大聖堂クイズ、子ども向け学習ゲームのページです。ご興味があれば、どうぞ!

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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