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【ブルゴス】スペイン3大カテドラルの1つのある街

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スペイン3大カテドラルの1つの大聖堂

スペイン3大カテドラルの1つの大聖堂(Catedral)

 今日は、気ままに、カスティーリャ・イ・レオン州のブルゴス(Burgos)にやってきました。マドリッドから、列車、バスともに3時間ほど。方角としては、マドリッドから見て北(ほぼ真上)に位置します。

 かつてはカスティーリャ領の首都として栄えた街の入口には、サンタ・マリア門(Arco de Santa María)があります。重厚。かつては、街の周囲を城壁が囲んでいたのでしょう。
 その門をくぐり、街に入ると、そこは中世の城下町そのもの。目線を少し上げれば、街の誇りであるカテドラルが否応なしに目に飛び込んできます。ゴシック建築の傑作。竣工からなんと完成まで3世紀近くかかったそうです。トレド 、セビーリャのカテドラルとともに、スペインの3大カテドラルの1つに数えられています。2021年7月で竣工800年を迎えるのだとか。
 このカテドラルの裏側は、上り坂になっていて、登っていくと丘の頂上に行くことができます。そこから眺めるカスティーリャの大地の眺めはなんとも美しいです。まさに絶景(ブエナ・ビスタ!、buena vista!)。
 また、ブルゴスで忘れてはならないのが、エル・シッド(El Cid)。11世紀中ごろ、ブルゴスの近郊のビバール(Vivar)に生まれ、カスティーリャ王サンチョ2世(Sancho II)とアルフォンソ6世(Alfonso VI)に仕えるも疎まれ追放。しかし、レコンキスタ(スペインに侵入したイスラム勢力を駆逐するための国土回復運動)では、最後まで両王への忠誠を誓い勇敢に戦ったヒーローです。カテドラルの中には、エル・シッドと彼の妻ヒメナ(Jimena、スペイン語では“Ji“は「ヒ」と発音します)の墓があります。街中にも彼の銅像や祈念碑がいくつもあります。
 急に食べ物の話になりますが、ブルゴスでは、パタタス・ブラーバス(patatas bravas)がおいしいです。大きく刻んだ素揚げの熱々のジャガイモにブラーバスソース(トマトペーストのピリ辛ソース)をたっぷりかけたもの。ブルゴスで泊まったペンシオン(pensión)のおかみさんにおいしいと教えてもらい、食べたら本当においしかったです。
 市と、カテドラル竣工800年記念のホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ。

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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