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【チンチョン】アニス酒とニンニクの街

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 今日は、マドリッド近郊の小さな街を気まま旅。バスに揺れられること約一時間、チンチョン(Chinchón)にやってきました。バス停から街の中心に歩いて行くと、行き着いたのは、マヨ-ル広場(Plaza Mayor)。四角く石畳の広場のイメージが強いですが、ここは円形で、しかも砂地です。周囲をぐるりと白い建物が囲んでおり、白を背景に欄干に塗られた緑色が鮮やかに映えます。砂地は闘牛場のいでたち。実際、年に何回か、このマヨ-ル広場を利用して、闘牛が行われるそうです。その時は、いつもは静かなこの街も大にぎわいになるそうな。
 この街の特産は、アニス酒とニンニク。アニス酒(anís、発音は「ニー」にアクセントを置きます)とは、セリ科の植物からつくったお酒で、ハーブの一種だからでしょうか、飲むと独特な香りが口の中に広がります。チンチョンを訪れた際に飲んだことがありますが、正直、あまりおいしいとは思いませんでした。それ以来飲んでいませんが、何度も飲むともしかしたらやみつきになる類いのお酒なのかもしれません。もう一つの特産であるニンニクは、スペイン語でajo(アホ)といい、よく話のネタになります。ニンニクスープは、一般に、sopa de ajo(ソパ・デ・アホ)といいますが、ここではsopa de Chinchón(ソパ・デ・チンチョン)、ニンニク入りはデフォルトです。 アニスとニンニクを楽しんで、マドリッドに帰るのもよいですが、せっかく足を伸ばしたのですから、ここで一泊するのも妙案です。というのも、チンチョンにはParador(パラドール、国営ホテル)があるからです。17世紀の修道院を改装したもので、回廊や庭園は当時のまま。プールもありす。ここで、さらにゆっくりして、次の日にマドリッドに帰るという案もお薦めです。

https://www.parador.es/es/paradores/parador-de-chinchon

 マドリッドとチンチョン間のバスの時刻表は、以下、La Veloz社のホームページで見ることができます。必要に応じて、ご覧下さい。画面中央、「337 Madrid - Chinchón - Valdelaguna」のところ、青い四角“IDA”が「行き」、“VUELTA”が「帰り」の意味、クリックすると、それぞれの時刻表が別ウィンドウで開きます。

samar.es

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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