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【エル・エスコリアル】歴代の国王の棺が納められている修道院のある街

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 今日は、気ままに、マドリッド州のエル・エスコリアル(El Escorial)にやってきました。真ん中のマドリッドから見ますと、北西(左斜め上)に位置します。マドリッドから51キロ、列車、バスともに約1時間で行くことができるので、日帰り旅行に適しています。 

 わたしはバスで行きましたが、高速道路から見るグアダラマ山脈がとても美しいです。2月で山脈が雪をかぶっていたため、特に美しく感じました。エル・エスコリアルは、グアダラマ山脈の支脈を背景に建っているので、近づくほど山脈がはっきりしてきます。
 見どころは1つ。エル・エスコリアル修道院(Monasterio del Escorial)です。16世紀、スペイン帝国が絶頂期にあった時代の国王、フェリペ2世が建立し、彼の死後、増改築を重ね、現在の姿になったそうです。横幅は205メートル、奥行きは160メートル。建立から完成までわずか21年。その壮大さからすると、驚異的な速さです。外観は、一切の無駄が省かれ、見る者に、厳しさと威厳を感じさせます。美術館があり、入るとまず目に入るのは、エル・グレコ(El Greco、1541-1614)の「聖マウリシオの殉教(Martirio de San Mauricio)」。とても大きな絵で迫力があります。続いて、宮殿(Los Palacios)では、フェリペ2世の寝室や書斎を見学することができます。そこから階段を降りると、霊廟(Los Panteones)があり、部屋の壁面に、歴代の国王の棺が納められています。わたしも訪れましたが、非常に厳かな空気で満たされていました。

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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