今日は、気ままに、アンダルシア州のエステポナ（Estepona）にやってきました。真ん中のマドリッドから見ますと、南南東（左斜め下）のイベリア半島の端に位置します。マドリッドからは遠いので、同州の近くの町からのアクセスとなります。マラガ（Málaga）からバスで約2時間、アルヘシラス（Algeciars）からはバスで約1時間です。鉄道はありません。
エステポナは、コスタ・デル・ソル（Costa del sol）のリゾート地のひとつ。コスタ・デル・ソルの意味は、「太陽（sol）」「の（del）」「海岸（costa）」です。イベリア半島南端の町である、タリファ（Tarifa）の東側の約300キロに渡る海岸線の総称です。エステポナは、もともとは漁村。そのためあってか、コスタ・デル・ソルの他のリゾート地に比べると、地元色の強さを感じることができます。これといった見どころははなく、燦々と降り注ぐ太陽、透き通るような青空、目の前に広がる地中海を肌で感じつつ、お散歩したり、カフェやレストランでゆっくりしたり、泳いだりと、ノンビリ過ごすことができます。わたしは、アルヘシラスからバスで午前中にこの町に着き、レストランでゆっくり昼食をとり、周辺をお散歩し、夕方には、またバスに乗り、次の目的地である、カサレス（Cásares）に向かいました。当時は、おいしいといわれる魚介類も食べることなく、この町を去ってしまいました。今思えば、もっともっとノンビリすればよかったと思います。エステポナは、コスタ・デル・ソルの西の端に位置します。ここから海岸線を東へマラガまでリゾート地が点々と続いています。マルベーリャ（Marbella）、フエンヒローラ（Fuengirola）、トレモリーノス（Torremolinos）、マラガ（Málaga）と。バスが何本も出ているので、ひとつひとつの町を順々に訪れてみるのもいいかもしれませんね。
町のホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ！
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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