今日は、気ままに、アンダルシア州のグラサレマ（Grazalema）にやってきました。真ん中のマドリッドから見ますと、南南西（左斜め下）に位置します。アクセスとしては、東に位置するロンダ（Ronda）から、バスで40分ほどです。1日に2本しかないので、帰りのことも考え、よく時刻表を確かめておくことをお薦めします。わたしがロンダからグラサレマにバスで行った日は日曜日でした。そのため、平日であれば、1日に2本あるバスが、たしか、1本しかなかった覚えがあります。そのため、1時間もあれば1周できてしまうほどのグラサレマに一泊することになった覚えがあります。当時はできるだけ多くの町を訪れたかったので、時間を「無駄」に使ってしまった思いがありました。けれども、今思えば贅沢な時間だったと思えます。いずれにしても、バスの本数と時間を確かめておくことをお薦めします。
グラサレマは、グラサレマ自然公園の中にある小さな山あいの村です。教会が点在しているので、巡ってみるのも楽しいかもしれません。ただ、大きな街の教会とは少し違い、村の生活に根ざしているので、ミサの時間以外は内部を見学できないことが多いとか。レストランは、村の中心のスペイン広場（Plaza de España）の辺りに集中しています。わたしがこの村を訪れた時も、1泊することになったので、スペイン広場にあるレストランのテラスでゆっくり昼食をとり、長いこと本を読んでいた覚えがあります。日本人は、一見したところ、わたし以外にはいませんでした。長期滞在するような感じを受ける、欧米からの若い観光客がとても多かったことが印象的です。この山あいの村の特産品は、毛織りの毛布やマントとのこと。工房があり、時間が合えば、見学もできるそうです。当時は考えもしませんでしたが、今は1枚欲しい気持ちになるのが不思議です。
村のホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ！
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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