今日は、気ままに、カスティーリャ・イ・レオン州のセゴビア(Segovia)にやってきました。真ん中のマドリッドから見ますと、北西(左斜め上)。列車で約2時間、バスで約1時間半です。鉄道の駅は街中から2キロほど離れているので、バスで行くのがお薦めです。
街を歩いてみましょう。有名なのは、ローマ時代につくれられた水道橋。全長約730メートル、高さは高いところで約29メートル、柱のアーチの数は167個だとか。非常に大きい建造物ですが、石をつなぎあわせるための接合剤が使われていないというから驚きです。この水道橋、19世紀後半までは実際に使用されていたそうです。20世紀前半からは、上部に水道管が通され、今でも機能しているとのことです。
もう一つの見どころは、アルカサル(Alcázar)。街の外れの丘の上に建つこのお城、ディズニーの「白雪姫」のお城のモデルになったことで有名です。アニメの画像と見比べると、当たり前ですが、よく似ていて納得してしまいます。
急に食べ物の話になりますが、セゴビアで有名なのが、「仔豚の丸焼き(コチニージョ・アサード、Cochinillo Asado)」です。こんがり焼き上がった仔豚。見た目とは裏腹に、味はさっぱりしているとか。テレビでしか見たことがありませんが、仔豚の丸焼きがテーブルに運ばれてくると、ウェイターが真新しい白いお皿を割ります。割れたお皿の破片で肉を切り分けるのです。なんでも、肉の柔らかさを証明するためのセレモニーなのだそうです。
セゴビアで宿泊を考えるなら、パラドール(parador、国営ホテル)がお薦め。街中から3キロと少し離れていますが、温水プールやサウナもあり、セゴビアの街を一望できます。観光はそこそこに、パラドールでゆっくり過ごすのもいいかもしれませんね。
市と、パラドールのホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ!
- 市のホームページ
- パラドールのホームページ
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
スポンサーリンク