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【ウベダ】アンダルシア地方とラ・マンチャ地方の境界にある小さな街

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エル・サルバドル教会

エル・サルバドル教会(Iglesia de El Salvador)

 今日は、気ままに、アンダルシア州ウベダ(Úbeda)にやってきました。周囲は見渡す限りのオリーブ畑に囲まれています。真ん中のマドリッドから見ますと、ほぼ南(ほぼ真下)に位置します。マドリッドからですと、鉄道での直通はなく、特急で約3時間かけてリナレス・バエサ(Linarez-Baeza)駅まで行き、そこからバスで約30分です。バスだと直通があり約4時間です。アンダルシア州なので、同州の諸都市からバスがあり、セビーリャから約4時間半、コルドバから約2時間、グラナダから約3時間です。いずれにしても、少しアスクセスしづらいですね。

 ウベダは、お隣のバエサ(Baeza)からとても近く。9キロ。バスで10分ほどです。平日であれば何本もバスが出ていますので、どちらかの街に訪れることがあれば、バエサバエサに行ってみるのもオススメです!ウベダは、アンダルシア州カスティーリャ・ラ・マンチャ州の境の辺りにあります。ローマ時代に築かれ、イスラム教による支配のもとで栄えました。レコンキスタ(reconquista、キリスト教勢力によるイスラム勢力からの国土回復運動)の時代は、両勢力の最前線でした。
 大都市からのアクセスが不便だからこそ、観光地化が進んでおらず、中世の街並みが保たれています。静かな古い街並みにとても心が癒やされます。見どころとしては、16世紀スペイン・ルネサンスの代表的建築といわれる、エル・サルバドル教会(Iglesia de El Salvador)や、国の史跡に指定されている、サンティアゴ病院(Hospital de Santiago)があります。
 わたしがこの街を訪れたとき、次の目的地として、風車で有名な、カスティーリャ・ラ・マンチャ州コンスエグラ(Consuegra)に行こうとしたのですが、直通のバスがなく、とても困ってしまった思い出があります。仕方なく、一度マドリッドまで戻ってからコンスエグラに行きました。ウベダアンダルシア州コンスエグラカスティーリャ・ラ・マンチャ州で州が違うので、直通のバスがないのかなと思いました。スペインでは、地図上でたとえ同じ方向で近くにあっても、一度マドリッドに戻ってからアクセスした方が早く着く場合があるとよく言われます。ウベダからコンスエグラはこの典型例でした。
 ウベダで宿泊を考えるのなら、パラドール(Parador、国営ホテル)がお薦めです。パティオがとっても素敵とか。宿泊をメインに、静かな街でゆっくりすのもいいかもしれませんね。
 市と、パラドールのホームページがありますので、ご興味があれば、どうぞ!

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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