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【きまカフェ】「キャプテン翼」、スペイン語では・・・”Oliver y Benji”!?

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 サッカーをテーマにした漫画といえば、何を思い浮かべますか。
 私は、『キャプテン翼』。その世代だったからでしょうか。1980年代から、『週刊少年ジャンプ』に連載され、いろいろなシリーズがありました。最初のシリーズ「キャプテン翼」、翼くんが全日本ユースのキャプテンとして世界に挑む「キャプテン翼 ワールドユース編」、翼くんがU-23日本代表のキャプテンとしてスペインのマドリッドオリンピックの優勝を目指す「キャプテン翼 ライジングサン」など、他にも、短編集「ボクは岬太郎」をはじめスピンオフも多数。どのシリーズがお好きですか。
 日本のアニメーションや漫画は、スペインでも大人気です。『キャプテン翼』もご多分に漏れません。
 以前、スペインを旅していた時、友だちと日本の漫画の話になりました。話は、サッカー漫画の話におよび、彼によれば、なんでも、主人公は小学生のサッカー少年で、チームみんなでどんどん強くなっていって、世界大会まで羽ばたいていく、うんぬん。当時はスペイン語があまり聞きとれず(今も大して聞きとれるわけではありませんが)、でも、その話の中に何度も出てくる、「オリベル・イ・ベンジ(Oliver y Benji)」という言葉だけはよく聞き取れました。日本発のサッカー漫画、話の内容からすると、間違いなく、『キャプテン翼』だと思ったのですが、その『キャプテン翼』という言葉が、なかなか出てきません。しびれを切らし、その漫画のタイトルは?と聞いてみると、「オリベル・イ・ベンジ(Oliver y Benji)」だよ、と友だち。そう、彼の説明の中に何度も登場していた、「オリベル・イ・ベンジ(Oliver y Benji)」こそが、スペイン語での『キャプテン翼』のタイトルだったのです。
 よく聞いてみると、「オリベル(Oliver)」が翼くん、「ベンジ(Benji)」は若林くんだというのです。衝撃でした。映画の吹き替えをはじめ、なんでもスペイン語で塗り替えてしまう傾向が強いと感じていました。それが漫画のタイトルにまで。しかも、「オリベル・イ・ベンジ(Oliver y Benji)」から『キャプテン翼』というオリジナルのタイトルは、まったく想像がつきませんでした。天晴(あっぱれ)、スペイン人。
 「オリベル(Oliver)」翼くんと「ベンジ(Benji)」若林くん以外の主な登場人物のスペイン語名が気になるところ。ご紹介します。

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【主な登場人物】

  • Oliver Atom 大空 翼
    (MFミッドフィルダー、筆者一言:オーバーヘッドキック、翼くんのおかげでその存在を知りました。)
  • Benji Price 若林 源三
    (G・Kゴールキーパー、筆者一言:S・G・KスーパーゴールキーパーにGグレートがついたときの一コマ、忘れられません。)
  • Tom Baker 岬 太郎
    (MFミッドフィルダー、翼くんとのコンビプレー、筆者一言:翼くんとのさわやかコンビうらやましかったです。)
  • Mark Lenders 日向 小次郎
    (FWフォワード、筆者一言:タイガーショット誕生のための特訓、沖縄の海の波に向かってひたすら蹴り込んでいたシーン、心に焼き付いています。)
  • Ed Warner 若島津 健
    (GKゴールキーパー、筆者一言:手刀ディフェンスの斬新さに舌を巻きました。)
  • Phillip Callahan 松山 光
    (MFミッドフィルダー、筆者一言:北海道で鍛え上げた北国シュート改めウィングシュートかっこよかったです。)
  • Julian Ross 三杉 淳
    (MFミッドフィルダー兼DFディフェンダー、筆者一言:三杉君のようにもてたかったです。)
  • Gemelos Derrick(Jason Derrick、James Derrick) 立花兄弟(和夫(兄)、政夫(弟))
    (FWフォワード兼MFミッドフィルダー、筆者一言:二人の放つスカイラブ・ハリケーン、圧巻です。)
  • Danny Mellow 沢田 タケシ
    (MFミッドフィルダー、筆者一言:年下ながら日向を支えたゲームメーカー、月の存在って、大事ですよね。)
  •  Paul Diamond 井沢 守
    (MFミッドフィルダー、筆者一言:5メートルダイビングヘッド、あまりの高さにうなりました。)
  • Patrick Everett 新田 瞬
    (FWフォワード、筆者一言:隼シュート、あの速さと切れ、試験勉強中目が覚めました。)
  • Ralph Peterson 早田 誠
    (DFディフェンダー、筆者一言:カミソリシュート、切れ味抜群、スタンドで見てみたかった。) 

 翼くんのように、日本の漫画やアニメ。スペインだけでなく、それぞれの国で、タイトルや登場人物がどう訳されているか調べてみるとおもしろいかもしれませんね。 
 これを機に、また読み返してみようかな。

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。


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【スペイン図書館】セゴビアにある公共の中央図書館

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 今日は、気ままに、カスティーリャ・レオン州セゴビア県の県都セゴビア(Segovia)にある、公共の中央図書館(Biblioteca Pública del Estado en Segovia)にやってきました。セゴビアはグアダラマ山脈の北西の麓に位置し、標高は800メートル以上と高いです。ローマ時代から戦略上の重要な都市と目され、カスティーリャ王国の主要都市の1つとして栄えたそうです。街にある全長約700メートルのローマ時代の水道橋はとても有名。また、街の端の丘の上に立つお城、アルカサル(Alcázar)は、ディズニーの「白雪姫」のお城のモデルになったことで知られています。周辺では、麦を中心とした穀物、麻の栽培、ヒツジやブタの飼育が盛んとのこと。山地では、大理石、石灰岩花崗岩などの鉱物が採れるそうです。また、レースの編み物や陶器が有名で、お土産の定番になっているとか。

 さて、このような街にある図書館はどんな図書館なのでしょうか。主な統計値を書きます。

  • 【主な統計値(2019年)】
    建物内図書館利用エリア:4,871㎡
    入館者数:203,692人
    登録者数:32,243人
    所蔵資料総数:186,255件
    貸出総件数:121,806件
    (出典:スペイン文化・スポーツ省のページ

 まずは、この図書館の外観の360度パノラマ映像がありますで、どうぞ!

 現在の図書館は、2008年に開館したそうです。図書館のホームページを見る時はいつも、その図書館の歴史を紹介するページから読み始めます。けれども、この図書館のホームページには、歴史について書かれたページがありませんでした。建物も内部装備も非常に近代的であるため、あえて過去のことは書かないようにしているような印象も受けました。そのことを裏付けるかのように、デジタル資料サービスの案内が前面に押し出されている感じがしました。デジタル資料として以下のものがあるうです。

 “CINECYL”は、ストリーミング機能を利用して映画やドラマなどを貸し出してくれるサービスなのだそうです。電子書籍については、読むための媒体が3つ紹介されていました。1つ目はスマフォの専用アプリ。図書館のホームページからダウンロードすることができるそうです。2つ目はストリーミング機能を利用した読書用のアプリ。詳しくはよくわかりませんが、クラウド環境を利用してオンデマンドで読書を楽しむことができるアプリのようです。3つ目はダウンロードしたPDFをアドビリーダーで開く読み方です。“CINECYL”にしても、電子書籍にしても、日本の公共図書館に比べて、スペインはとても進んでいるように感じました。日本にも同じようなサービスがあるのでしょうか。わたしが知らないだけなのでしょうか。
 他に惹かれた点として、この図書館は、SNSを多く発信しています。以下のようなものがあります。

 これらのなかで、“Pinterest”と“Scribd”は聞いたことがありませんでした。いろいろなSNSがあるのですね。“Pinterest”は、他の公共の中央図書館でも見たことがあります。“BiblioSegoviatv”はYouTubeを利用した図書館紹介の動画です。おもしろいので、ご興味があれば、どうぞ!

 展示にも興味深いものがありました。出版社であるカルペ社(Editorial Calpe)の歴史についての展示です。カルペ社は、1918に創立され、1925年にはエスパーサ社(Editorial Espasa)と統合します。カルペ社であった期間はほんの8年足らずです。しかし、南アメリカ諸国を含め、広くスペイン語圏への文化普及に尽くした存在意義は極めて高く評価されているとのことです。おもしろそうな展示会なので、見てみたいです。  
 また、この図書館の新しい試みとして、赤ちゃんへの読み聞かせ企画("PROYECTO BEBÉS DE CUENTO")を始めたそうです。対象は、0歳から3歳児。おとうさん、おかあさんと一緒に本に親しんでもらうための企画です。赤ちゃんへの刺激の与え方はいろいろ。見る、聞く、触る、コミニケーションするなど工夫のしどころはいっぱいありそうです。コースには、次の4つがあるとのこと。

  • 読んでくれるって最高
  • ストーリーズ・アンド・ソングス
  • ブックスタート・ワークショップ
  • ピッコロコンサート

 どのコースもとても楽しそうです。 
 以下、図書館のホームページです。ご興味があれば、どうぞ!

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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【スペイン図書館】サンタンデールにある公共の中央図書館

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 今日は、気ままに、カンタブリア州カンタブリア県県都サンタンデール(Santander)にある、公共の中央図書館(Biblioteca Central de Cantabria / Biblioteca Pública del Estado en Santander)にやってきました。サンタンデールは、イベリア半島の北の端、カンタブリア海に面する港町です。スペインの主要港の1つで、鉄鉱石、コムギ、毛織物、ワインなどをこの港から輸出しています。また、この港からイギリスのプリマス(Plymouth)行きのフェリーが出ています。街には、ペレーダ公園(Jardines de Pereda、ハルディネス・デ・ペレーダ)や、市議会からアルフォンソ13世(Alfonso XIII、1886-1941)に贈られたマグダレナ宮殿(Palacio de la Magdalena)があります。夏には、クラシック音楽祭が開催され、避暑地としても有名です。

 さて、このような街にある図書館はどんな図書館なのでしょうか。主な統計値を書きます。

  • 【主な統計値(2019年)】
    建物内図書館利用エリア6,775㎡
    入館者数:377,745人
    登録者数:38,906人
    所蔵資料総数:258,128件
    貸出総件数:159,370件
    (出典:スペイン文化・スポーツ省のページ

 この図書館の歴史は1839年まで遡ることができます。初めは、航海技術や商業教育のために設立された施設の図書館であったそうです。1844年に県立図書館になり、修道院から譲り受けた資料を保存するようになりました。1898年、公文書館と図書館が統合されました。1960以降、カンタブリア州内の市町村立図書館が国の主導のもとにまとまっていく過程で、州の管理下に入っていくことになります。1999年には、サンタンデール公共図書館が、カンタブリア州内の中央図書館になりました。2009年には、タバコの葉を保存しておくための主要倉庫の建物を改修して、図書館として再利用することが決まりました。翌年2010年に現在の新しい図書館に生まれ変わり、今日に至っています。
 この図書館のコレクションのなかで、気になったものがあったのでご紹介します。1つ目は、アラブ世界研究についてのコレクションです。カンタブリア県出身のカルメン・ルイス・ブラーボ・ビリャサンテ(Carmen Ruiz Bravo Villasante、1947-)から寄贈された資料で構成されています。2,000冊以上あり、ほとんどの資料がアラビア語とのこと。古典、現代文学スペイン語の作品のアラビア語版などが主だそうです。寄贈者である、カルメン・ルイス・ブラーボ・ビリャサンテは、元マドリッド自治州大学の正教授で、近代アラブ文化の研究者でした。大学を退職した現在でも研究を続けているそうです。彼女の母親である、カルメン・ブラーボ・ビリャサンテ(Carmen Bravo Villasante、1918-1994)は、作家であり、大学における児童文学研究の先駆者として、その分野では有名な方なのだそうです。

 2つ目は、UFO研究に関するコレクション。「UFO研究」はスペイン語では、ユーフォロヒア(ufología)というそうです。なんでも、イカロス財団という財団から2012年に寄贈されたそうで、書籍が約1,500冊、雑誌が50タイトル以上あるそうです。その他、切り抜き記事や、他の媒体の資料もあるとのこと。実際に、いくつかの書籍のタイトルを見てみたところ、『ソビエトUFO関連文書』(Expediente soviet UFO / Paul Stonehill, Philip Mantle. (2010))、『空に起こる不思議なこと』(Wonders in the sky : unexplained aerial objects from Antiquity to modern times and their impact on human culture, history, and beliefs)、『宇宙人』(Extraterrestres : ¿existe vida fuera de la tierra? : ¿ciencia, ficción, complots, rumores, literatura? : selección de artículos de Le Monde diplomatique)など、この分野にまつわる本がありました。

 最後に、これまでの公共の中央図書館ではあまり見かけなかった、児童向けの企画をご紹介します。オシッコやウンチなどの話題を題材とした、この図書館の所蔵している児童書の特集です。この特集の紹介文を読んでみると、徐々に普通の日常生活のリズムが戻ってきつつあるから、またおもしろいコーナーを再開しますと書かれています。その第一弾として、みんなの関心の中心であろう、そうした児童書を集めてみたとのこと。日常生活に戻りつつあるというのは、恐らくコロナ禍が落ち着いてきたことを指しているのだと思いますが、明確に記されていないのでわかりませんでした。実際にPDFをダウンロードしてみると、20ページと充実しています。1ページに2冊か3冊紹介されているので、50冊以上はあるでしょうか。0歳から2歳、3歳から5歳、6歳から8歳、9歳から10歳というように、その年齢に見合う本が紹介されています。例えば、次のような本が紹介されていました。それぞれの年齢から1冊ずつご紹介します。

  • 0歳から2歳
    『トイレ使用中』(¡Ocupado!
    (あらすじ)カペルシータに子ブタに小鳥、みんなオシッコがしたくてしかたないのに、トイレはずっと使用中。待つしかないのだけれど、だれがはいっているんだろう、なんでこんなに長いんだろう、なぞは深まるばかり・・・
  • 3歳から5歳
    『鼻水島』(La isla de los mocos
    (あらすじ)ちびっこ海賊のセラフィンと乗組員たちがイスラチス島に流れ着いた。その島の一族はものすごく大きな鼻をしていて、なんと鼻水で攻撃をしてくるではないか。果たして、セラフィンたちは無事に島を脱出することができるのか・・・
  • 6歳から8歳
    『僕がウンチについて知っているすべて』(Todo lo que sé de la caca
    (あらすじ)ウンチはたとえそう見えなくてもとっても大事なもの。なぜなら、どんな人でもウンチをするから。子どもも大人も動物も・・・だから、ウンチはユニバーサルなものなのだ!
  • 9歳から10歳
    『やあ、オレは・・・オット・テレモトだよ!』(¡Hola! Yo soy...Otto Terremoto
    (あらすじ)オットはみんなの困らせ者。みんなの前で鼻をほじったり、いたずらをしたり・・・今回は、大っ嫌いなお隣さんのアンヘラのパーティーのボイコットを思いついた。さて、どうやってボイコットするのか・・・

 リストに載っている本は、どれもおもしろそうな内容でした。紹介文に笑いが止まりませんようにと書いてありましたが、子どもたちがドキドキわくわくしながら、大好きな話題の1つの本を楽しそうによむ様子が目に浮かんでくるような気がしました。

 以下、図書館のホームページです。ご興味があれば、どうぞ!

 最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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