今日は、気ままに、カスティーリャ・ラ・マンチャ州のコンスエグラ(Consuegra)にやってきました。真ん中のマドリッドから見ますと、ほぼ南(ほぼ真下)の方角に位置します。マドリッドからですと、バスで約2時間。鉄道はありません。
コンスエグラは、ラ・マンチャの乾いた大地の中にある、小さな街。街に近づくにつれ、丘の上にある数台の風車が見えてきます。風車を目指して丘の上まで登っていってみましょう。丘の上は、ラ・マンチャの乾いた風が吹いていて、そこからの眺めは最高です。ブドウ畑の緑と大地の茶色のコントラスト。遠くには、隣町を見渡すこともできます。
この辺りは、パエーリャ(Paella)の黄色い色づけに使う、サフラン(azafrán)が名産。サフランは花がとてもきれいです。アヤメ科の薄紫色の花で、6枚の花びらがしっかりとしていて凜としたたたずまいがあります。料理の色づけに使うのはめしべ(ピスティーロ、pistilo)の部分。おしべは3本ありますが、めしべは1本しかないのでとても貴重です。これを乾燥させて使います。わたしがコンスエグラを訪れた時、風車を見たあと、丘から降りてきて、バスを待っている間、お土産屋さんのおばさんに、とにかくいいものだからと、サフランを薦められるがままにたくさん買ってしまいました。料理をする人にあげると、とても喜ばれました。さほど高価なものではないのでたくさん買うことができ、ちょっとしたお土産としてお薦めです。
街のホームページがあるので、ご興味があれば、どうぞ!
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
www.turismocastillalamancha.es
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