今日は、気ままに、ガリシア地方のア・コルーニャ(A Coruña)にやってきました。真ん中のマドリッドから見ると北西(左上)、イベリア半島の左上の端です。ア・コルーニャは、ガリシア語。ガリシア語は、スペイン語よりもポルトガル語に近いそうです。スペイン語では、ラ・コルーニャ(La Coruña)といいます。ガリシア地方は、一年を通して雨が多く、いつも曇りがち。今日もどんよりとした雲がたちこめています。
アクセスは、マドリッドのチャマルティン駅から、特急で約8時間半。巡礼の終着地として有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela) からは、ローカル線で約1時間です。
駅から出て、街の中心部へ歩いて行ってみましょう。少し歩くと、目抜き通り、マリーナ大通り(Avenida de la Marina)に出ます。この通りに面する建物のガラス張りの白い窓枠の美しさゆえに、ア・コルーニャは、「ガラスの街(Ciudad de Cristal)」と呼ばれます。
街の北端には、エルクレスの塔(Torre de Hércules、スペイン語ではHは発音しません)。ローマ時代に造られた灯台が、太平洋の大海原を見下ろします。ここから眺める夕日は絶景。ア・コルーニャの旅の締めくくりにお薦めです。
市のホームページで、街の様子を動画や画像で紹介していますので、ご興味があれば、見てみて下さい。。
ア・コルーニャは、海の幸に恵まれています。なかでも、忘れてはならないのが、ゆでダコ。フランスなどでは、タコは悪魔の生き物だと言われて、食べる習慣がないと聞きますが、ここでは、名産。オリーブ油がたっぷりかかっていて、ほどよい塩味、そこにまっかな辛子の粉がかかっています。
わたしも食べましたが、白ワインとの相性は抜群です。意外だったのは、日本のこりこりしたまだこの刺身の食感と、まっかな辛子の色から、強い味を想像していましたが、とてもやわらかく、それほど辛くもなく、とても優しい味でした。また、食べたいです。以前は、エルクレスの塔(Torre de Hércules)からの夕日を見逃したので、今度行くときは、絶対に見てみたいです。
海の幸に恵まれ、夕日の美しい街、ア・コルーニャ、お薦めです。
マドリッドから、ア・コルーニャまでの時刻表は、以下ホームページから見ることができます。電車、バス、飛行機の時刻表が見られますので、ご参考までに見てみて下さい。
最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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